住民拠点SS/災害対応ステーションの普及を目指して
下の写真は2011年3月に起きた東日本大震災発生後、間もない頃の当時の当社仙台港CSの姿です。復旧作業の拠点として活用していただきました。このCSも被災しましたが、一般の建物設備と比べて堅牢に建築しているため安全が保て、このように地域の復旧作業のお役に立つことができました。
震災2日後の旧仙台港CSの様子。復旧活動の拠点として店舗を提供
この経験を通じて、災害時にも地域の皆さまへいち早く燃料をご提供できるよう、発電機を配備した「住民拠点SS」や、発電機に加え貯水槽などを設置した「災害対応ステーション」の整備を進めてまいりました。この災害対応ステーションは防災拠点として活用でき、災害時にはトイレなどの水回りの設備もご利用いただけます。
災害対応ステーション
発電機・貯水槽もしくは井戸、手動式ポンプ、AED等を備える地域の防災拠点である 『災害対応ステーション』 を2022年12月現在、全国で6店舗運営しています。
災害対応ステーション一覧
住民拠点SS
災害発生時に迅速かつ有効に機能するため、可搬式緊急用発電機を配備した『住民拠点SS』 を、全国で運営しています。
災害発生時には自店を復旧させると共に同エリア内の被災店舗に発電機を配送し、復旧を支援します。
絆ネットセンター
復興事業を支える絆ネットセンター
利府町との防災協定調印式の様子(出典:広報りふ2012年11月号No.448)
東日本大震災への復興支援活動の一環として、2012年10月にエネフリは宮城県利府町に災害対応型(太陽光発電システム・自家発電機を装備)の軽油・灯油などの石油配送拠点「絆ネットセンター」を立ち上げ、被災地の一日も早い復興のお役に立てるよう、燃料の安定供給を行ってまいりました。
この絆ネットセンターは利府町と防災協定を結んでおり、万が一利府町が被災した場合、燃料が必要とされる場所へ、所有している10台のタンクローリーを使って、速やかに届けられる体制を取っております。(2021年11月時点)
施設概要
施設概要
太陽光発電設備:5.85 kw
リチウムイオン蓄電池:6 kw
地下タンク貯蔵量
灯油:30 KL
軽油:30 KL
LSA :40 KL
配送用ローリー
軽油発電機設備:12.5 kva
どんな時でも地域の皆さまに寄り添う存在であり続けるために、
今までも、これからもエネフリは努力してまいります。